1997年に最初の劇場作品『シト新生』が公開されたエヴァンゲリオン。それから2021年までで計6作品が劇場公開されておりますが、公開時に発売された前売り券のチケットデザインもじつに様々でした。
このページでは初の劇場公開から最新作の前売り券のチケットデザイン全てを紹介しております。詳しい紹介は各記事のリンク先を参考にしてください。
なお、エヴァンゲリオンの劇場シリーズは大きく分けて1997年~1998年の『旧劇場版』と、2007年からの『新劇場版』シリーズに別れておりますので、それらを時系列に分けて紹介しております。
旧劇場版シリーズ
TVシリーズ放送終了後に公開された作品。のちの劇場版が『新劇場版』シリーズとなっていることから、便宜上ここでは『旧劇場版』シリーズとしております。
劇場公開されたのは全3作。1997年3月と7月、1998年3月に公開されました。
新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生
1997年3月15日公開。TVシリーズの総集編『DEATH』編と、新作(のちの完結編)の一部『REBIRTH』編で構成。チケットのデザインはCD付属のものと合わせると2種類で、エヴァらしい用語をたくさん並べたデザインでした。
https://evacollector.com/eva-no2-death-and-rebirth/
こちらはCD「NEON GENESIS EVANGELION ADDITION」に付属していたチケット。
https://evacollector.com/eva-no514-death-and-rebirth-addition/
新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air / まごころを、君に
1997年7月19日公開。 『シト新生』公開時に未完成だった『REBIRTH』編の完全版。 チケットのデザインは1種類でした。
https://evacollector.com/eva-no3-theendofevangelion/
新世紀エヴァンゲリオン劇場版 DEATH (TRUE) / Air / まごころを、君に
1998年3月公開。 上記2作品を一つにまとめた作品。 チケットのデザインは1種類でした。 『シト新生』の前売り券購入特典だったポスターの絵柄を使用。
https://evacollector.com/eva-no59-death-true-air-tiketo/
新劇場版シリーズ
TVシリーズを再構成して新たに作り直した劇場シリーズで、2007年からスタート。全4作の予定。一作品あたりのチケットデザインが複数あるのが特徴です。
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序
2007年9月公開。 チケットのデザインが4種類ありますが一度に発売されたわけではなく、時期をずらしての販売でした。
https://evacollector.com/eva-no4-evangelion1-0/
https://evacollector.com/eva-no6-evangelion1-3/
https://evacollector.com/eva-no7-evangelion1-3-rei/
https://evacollector.com/eva-no8-evangelion1-5/
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
2009年6月公開。 『序』と同じくチケットデザインが4種類ありました。その内3枚は並べると一つのイラストが完成するという、これまでにない形のチケットでした。
https://evacollector.com/eva-no10-12-ha-ticket-asuka-rei-mari/
https://evacollector.com/eva-no9-hamaeurit/
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q
2012年11月公開。 新劇場版シリーズになってからチケットデザインが増えていましたが、『Q』ではなぜかまた1種類に戻りました。 『Q』のテーマカラーである、ブルーにロゴがあるだけのシンプルなモノ。細かいバリエーションとして、通常販売のほか、非売品もありました。
https://evacollector.com/eva-no102-kenq/
シン・エヴァンゲリオン劇場版:||
新劇場版シリーズの完結編で2020年6月27日公開予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため公開が2021年1月23日に延期。その後、さらに同じ理由により再度延期となりましたが、2021年3月8日に公開され新劇場版シリーズは完結しました。
チケットデザインとしては紙ベースだったこれまでの前売り券から、カードタイプに変更されるという大きな変化がありました。カードデザインは全2種類(ただし、チケットの台紙バリエーションは3種類)となっております。
2020年5月29日ごろ、最初のデジタル映画鑑賞券「ムビチケカード」が発売。エヴァストアやローソン、セブンイレブンなど各社のオリジナルグッズの特典が付いておりました。
https://evacollector.com/eva-no1497-evangelion3-1-ticket/
その後、2020年10月7日に発売されたエヴァのヴォーカルセレクションCD「EVANGELION FINALLY」の特典として、デザインの異なるムビチケカードが登場しております。
https://evacollector.com/eva-no1833-evangelion3-1-ticket-2/
こちらは非売品のもので、ムビチケ自体は最初に発売された【線路】と同じですが、台紙のデザインが二つ折りでシン・エヴァ最後のポスタービジュアル【夕日】となっております。
https://evacollector.com/eva-no2017-evangelion3-1-ticket-3/
感想
以上、エヴァンゲリオン劇場版の前売りチケットのまとめ記事でした。同じ作品でも学生・一般向けや非売品・招待券など微妙なバリエーションもありますが、それについては各記事リンク先をご参照いただければと思います。
個人的にはやはり最初の劇場作品だった『シト新生』のチケットデザインがもっとも印象的です。また、新劇場版シリーズのスタートとなった『序』も、新しいシリーズの開始にふさわしく様々なデザイン・種類のチケット販売があって楽しめました。
それだけに『Q』のチケット販売が非常にシンプルになったのは驚きました。チケットデザインは基本的に一種類だけでしたし、特典も少なかったのでかなりアッサリした印象です。『破』の人気っぷりを見れば、もっと積極的に展開してもよかったのではと個人的には思います。
そして、完結編である『シン・エヴァンゲリオン劇場版』のチケット販売は、グッズ付きのムビチケカードとなりました。デザインバリエーションについては『Q』と同様ほとんど無いようですが、カードタイプとなったことで座席予約などがWebでより簡単になり利便性は増しました。ただ、コレクションアイテム的には単品で紙バージョンも発売してくれたらもっと嬉しかったです。
このまとめ記事で少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
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