『Q』劇場公開時に富士急行で運行された、エヴァ初号機と2号機のラッピング電車の模型。
グッズ概要
山梨県の富士急行は2012年11月~2013年1月まで『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の公開を記念した富士急ハイランドの企画『EVA:Q×FUJI:Q計画』の一環として、エヴァ初号機と弐号機をテーマにしたラッピングを施した電車を運行しておりましたが、その「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q公開記念電車」を、1/150のNゲージサイズで再現したのがこちらの模型です。
発売元のトミーテックでは、Nゲージを「鉄道コレクション」シリーズとして数多く販売しており、今回のエヴァラッピング電車もその一部として発売されました。
なお同シリーズでは、アニメ『けいおん』など他のアニメのラッピング電車の発売もされております。
また、同じトミーテックから発売されている「バスコレクション」シリーズでもエヴァのラッピングバスの模型が発売されております。
https://evacollector.com/eva-no158-odakyuu-hakone-bus/
パッケージ
パッケージでは、初号機と弐号機のカラーが半分ずつになっています。
パッケージ裏面。今回のラッピング電車の簡単な説明が書いてあります。
大きさ比較
ねんどろいどとの大きさ比較。模型がかなり小さい事がわかります。
外観・デザイン
ここからは各ラッピング電車を紹介。
まずは初号機デザイン。こちらはモハ1307をベースに初号機デザインにしたもので、車両全体がパーソナルカラーの紫になっています。
こちらが正面からみた画像。初号機の目があります。
側面のアップ、実際の車両と同じく新劇場版の名シーンが描かれています。
またドアにはレイのシルエットもみえます。
車両の中。さすがにこのサイズでは車内の再現は厳しいですが、それでも座席の形状などはちゃんとわかるくらいになっております。
続いて2号機デザイン。こちらはモハ1207がベースです。
正面、ちゃんと新劇場版準拠のツノが描かれています。
側面。初号機デザインと同じく劇中の名シーンがデザインされており、ドアにはアスカのシルエットがあります。
付属品として、車両中央のネルフロゴマークを再現するデカールが付属しています。
感想
車両は小さいですが、側面の名シーンラッピングは見事に再現されています。大きさも手ごろなNゲージサイズですので、置く場所も困らないです。
なお、別売りのNゲージ走行用パーツと動力ユニットを使用すれば、鉄道模型として走行させることも可能だそうです。
電車とエヴァといえば、後にエヴァ新幹線と呼ばれる「500 TYPE EVA」が登場することになりますが、それと比べるとこちらの車両のほうがキャラクターやロゴマークなどが入っていて派手なデザインとなっております(エヴァ新幹線は走行区間すべての自治体の許可を受けるため、キャラクターなどは一切入らないデザインでした)。