『新世紀エヴァンゲリオン』カードダスシリーズの第1弾・全44種フルコンプの紹介。
グッズ概要
バンダイのカードダスシリーズの『新世紀エヴァンゲリオン』の第1弾フルコンプ。全44種で、価格は1枚20円・5枚セットで100円でした。
1996年8月に発売されたカードダスマスターズのエヴァは大ヒットしましたが、それから4か月後の12月にこちらのカードダスが発売されました。1997年3月には続編の第2弾も発売されております。
https://evacollector.com/eva-no1253-cd1-box/
全172種だったカードダスマスターズとは違い、カードダスは44種とかなり少な目でしたが、全てのイラストが描き下ろしというわりと豪華なシリーズでした。
なお、カードダスには第1弾のみ裏面に【初版】というカードダスマスターズシリーズと同じ版数表示がありましたが、【2版】というものはありません。
表面には違いはなし。ちなみに左が【初版】です。
のちに登場する第2弾では最初から【初版】表記がありませんでしたので、第1弾の初期出荷のみではないかと思われます。
1997年にはこちらのカードダスを収納する専用のバインダーも発売されております。
https://evacollector.com/eva-no1550-bandai-carddass-binder/
イラスト・デザイン
第1弾ではキラが8枚・ノーマルが36枚で、(おそらく)すべて描き下ろしのイラストでした。カードダスは低年齢層向けということで、それにあわせたイラストになっているとのことです。
イラスト担当は全てではありませんが、一部は深野洋一氏が担当されているとのことです。
次回BSでのTV版エヴァンゲリオンは第24話【最後のシ者】。ある意味でエヴァの人気を不動のモノとした渚カヲル初登場にして最期の回。1996年、此のカードダス用エヴァンゲリオンの3枚の原画を描いたのが深野のエヴァンゲリオン版権の始まりでした。此のカヲルはプリズム仕様レア版😄 #エヴァンゲリオン pic.twitter.com/Muwc9oVheD
— 深野洋一 (@damedahazureda) April 7, 2020
カードリスト
以下ではカードを紹介。いくつかに分けて紹介しております。
まずはキラ(プリズム)カードが中心のNo.1~09。主にシンジ・レイ・アスカの3人が中心。カヲルのカードは第1弾では4枚しかなく、そのうちの1枚は左下のキラカードです。
続いてカードナンバー10~18。ここもシンジ・レイ・アスカが中心で、彼らの日常っぽいイラストたち。今では見られない、ブルマの体操服イラストがあるところに時代を感じます。
カードナンバー19~23はカップル?関連イラストたちです。
カードナンバー24~30はエヴァ零・初・弐号機のイラスト。キラカードではそれぞれのエヴァの背景には、今回カードにはなっていない倒された使徒たちが描かれております。
カードナンバー31~38はサブキャラ・特に女性のイラストがカードになっており、オペレーター3人のうち、マヤだけがピンで描かれております。
最後はカードナンバー39~44。ゲンドウや冬月のほか、日向マコトや青葉シゲルなどのサブキャラや、ヒカリ&アスカやトウジ&ケンスケ&シンジなど、仲良し組のイラストなどがあります。
感想
バンダイの人気シリーズ・カードダスのエヴァンゲリオン版の第1弾。全44種でしたがランダムですから、集めるのにはそれなりに手間暇がかかります。
イラストに関してはおそらく全て描き下ろしと思われますが、人気はカードダスマスターズシリーズのほうが圧倒的だったため、ひょっとしたらこのカードダスシリーズを知らない往年のファンもいらっしゃるかもしれません。特に【初版】表記があることは今ではほとんど知られていないと思いますので、持っている方は一度裏面を見てることをオススメします。
低年齢層向けだけあってイラストも過激なものはなく、さらにエヴァ各機などのメカも少な目・キャラクター中心の構成になっております。他のグッズに使われることもほぼ無いので、今見ると逆に新鮮なイラストたちかもしれません。
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