旧劇場作品のリバイバル上映時の前売り券。かなりのレアものです。
グッズ概要
エヴァンゲリオンの旧劇場版3作品目にして最後の旧エヴァ作品となった、『REVIVAL OF EVANGELION DEATH (TRUE) / Air / まごころを、君に』の前売り券。
1997年3月公開の『新世紀エヴァンゲリヲン劇場版 シト新生』と、同年7月公開の『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』の重複する部分をカットして一つにした作品。
総集編である『DEATH』編と後編の『Air/まごころを、君に』で構成されており、旧劇場版のエヴァは本来この形で公開される予定だったそうです。ちなみに、前半の総集編『DEATH』編は、『シト新生』バージョンからさらに変更が加えられているため”TRUE”の文字が追加されております(『Air/まごころを、君に』部分は、97年7月公開版と同じ)。
この作品が公開された当時、エヴァンゲリオンはすでに前年の1997年には物語が完結していたためブームは沈静化し始めておりましたから、劇場まで観に行った方は少ないのではないでしょうか。
こちらは劇場公開当時の新聞の宣伝広告。「再映」と大きく書かれております。
その他、旧劇場版・新劇場版シリーズの前売りチケットについては、以下の記事でまとめております。ぜひ、ご参照ください。
https://evacollector.com/matome-ticket/
イラスト・デザイン
チケットのイラストは貞本義行氏によるもの。『シト新生』のパンフレット表紙を流用しております。
イラスト部のアップ。表情の暗いシンジとゼーレマークの中心にレイが逆さまで浮かんでいます。
余談ですが、旧劇場版シリーズの前売りチケットデザインにキャラクターが登場したのはこれだけです。1997年公開の時のチケットは以下の記事です。
https://evacollector.com/eva-no2-death-and-rebirth/
https://evacollector.com/eva-no3-theendofevangelion/
感想
最初に書いたとおり、作品としてはすでに1997年に完結していたエヴァのリバイバル上映だったため、話題にのぼることもほとんどなかったように記憶しています。
映画を観に行った人もチケットを未使用で残していた人も少なかったでしょうから、そういった意味ではかなりレアなグッズになるのではないでしょうか。旧劇・新劇を含め、エヴァンゲリオンシリーズの中では間違いなく希少なチケットだと思います。