23年ぶりの劇場公開となった『REVIVAL OF EVANGELION』を観てきました

本日、映画館で『REVIVAL OF EVANGELION』を鑑賞してきましたので、記念に記事にしておきます。旧エヴァの完結編として上映された今作ですが、今月末に上映予定の『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の記念としてリバイバル上映となりました。

おそらく多くのエヴァファンがさきに『:Q 3.333』を観ているところだと思いますが、自分としては思い入れ深い旧エヴァをさきに観ておこうと思ってあえてこちらを選びました。

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『REVIVAL OF EVANGELION』とは

今回、期間限定で2021年1月8日~22日まで上映された『REVIVAL OF EVANGELION』ですが、旧劇場版(2007年からスタートした『新劇場版』シリーズとの対比としてファンからこう呼ばれています)の完結・完全版として1998年3月に上映されました。内容としては、以下の公式HPがわかりやすいと思います。

『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 DEATH(TRUE)2/Air/まごころを、君に』(英語タイトル:REVIVAL OF EVANGELION)は、1997年3月15日公開の『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生』と1997年7月19日公開の『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』、その両作を組み合わせて1998年3月7日に再公開された、『新世紀エヴァンゲリオン劇場版』本来の形ともいえる作品。「EVANGELION:DEATH(TRUE)2」はTVシリーズの第壱話から第弐拾四話を再構成、一部新作を加えた総集編。『Air/まごころを、君に』はTVシリーズ最終2話を本来の形とした劇場用新作となります。

エヴァンゲリオン公式HPより

要するにTV版の総集編である『シト新生』と、25話・26話である『 Air/まごころを、君に』を一つにまとめたものということです。そのぶん上映時間は長く、劇場公開されたエヴァ全作品中もっとも長い160分となります。

なお、今回上映される『REVIVAL OF EVANGELION』は、『新世紀エヴァンゲリオンBlu-ray BOX NEON GENESIS EVANGELION Blu-ray BOX』に収録されたHDマスターを元にしたDCP上映とのことでした。

こちらは今回観たチケットと『REVIVAL OF EVANGELION』公開当時1998年の映画のチケット。左の公開当時の前売りチケットはエヴァグッズの中でもレアものです。

今回と上映当時のチケット

エヴァグッズ No.59『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 DEATH (TRUE) / Air / まごころを、君に』前売り券
1998年3月に公開された『REVIVAL OF EVANGELION DEATH (TRUE) / Air / まごころを、君に』の前売り券。かなりのレアものです。

初上映から23年ぶりの劇場上映

上記のように『REVIVAL OF EVANGELION』が劇場で公開されたのは1998年3月のことですので、今回映画館で上映されるのは実に23年ぶりとなります。

もっとも私自身は、2014年の第27回東京国際映画祭での特集上映【庵野秀明の世界】のイベント上映を観ていたので実際には6年ぶりですが、それでも久々の旧劇場版ということでわりと楽しみにしておりました。

『エヴァ旧劇場版』について語った、庵野秀明監督のトークイベント
2014年10月に開催された『東京国際映画祭』において、特集企画として開催された『庵野秀明の世界』に行ってきました。 『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 DEATH(TRUE)2/Air/まごころを、君に』の上映後に開催された、庵野監督によるトークイベントの感想などを書きたいと思います。

ただ、上映時間の長さから最初から通しでみるのは中々ハードルが高い作品でもありますので、その辺りは覚悟?して観に行きました。また、ここ最近の全国的なコロナ感染拡大により映画館の営業時間が短縮されており、さらに『REVIVAL OF EVANGELION』は上映館自体が少なかったので、わりと遠出して観に行くハメになったのは結構大変でした。

当日の様子

チケットの予約も上記コロナ対策のため前日ではなく当日しかできなかったので、日付変更とともにチケットを購入しましたが良い席はわりと売れているのが意外でした。上映は早い時間か遅い時間しかなかったので、日曜日ということもあり早い時間を選びました。

当日、映画館に着くと早めの時間でしたのでかなり空いておりました。ただ、『鬼滅の刃』や『仮面ライダー』目当てと思しき親子連れが多かったのは意外でした。特に『鬼滅の刃』は全身、胡蝶しのぶと富岡義勇のコスプレをした子供がいたのでちょっとビックリ。やっぱり子供にも人気なんですね。

外通路には『シン・エヴァンゲリオン劇場版』のポスター。ほかの作品のポスターはわりと黒とか緑とか濃い色合いが多かったのですが、その中で白いエヴァのポスターは目立ってました。

『シン・エヴァ』のポスター

グッズのコーナーには、1月8日から先行販売されている『シン・エヴァ』のグッズが一部並んでおりました。転売防止のためか、購入制限もあります。

『シン・エヴァ』グッズ販売の注意

こちらは『シン・エヴァ』のグッズ。ボールペンやバンダナなど。ボールペンは買おうかと思ったのですが、2,000円超えだったので止めました。

『シン・エヴァ』先行販売のグッズ

こちらはキーホルダーなど。こちらもやはり価格は高めです。今回はとりあえず下にあるノートを買いました。

先行販売のキーホルダー

壁面には『シン・エヴァ』の本予告。改めてみるとセリフが最後以外まったく無いので、音だけでも結構気になる予告ですね。

『シン・エヴァ』の本予告

入場時間になったのでチケットを見せて入場しますと、スクリーン入口には二部構成になることの看板が置いてありました。さすがに上映時間が長いので、以前観たときと同様、休憩時間が設けられていて安心しました。

ニ部構成となる注意書き

入場してみるとわりと大きなスクリーンだったのですが、人数はだいたい40~60人ほどでしょうか。男性がほとんどで年齢層は少なくとも30代以上ばかりだったと思います。女性もほんのわずかにいたのですが、単独で観に来ているっぽかったのが意外でした。あと、さすがに子連れはいませんでしたね。

感想

今回はほぼスクリーンの中央で観たのですが、大きい画面で観ると当たり前ですが迫力が違いますね。そのぶん画面のノイズもかなり気になりましたが、みているうちに慣れました。

今回劇場で観て良かった点は、色々なセリフが重なって聞こえるシーン(たとえば『シト新生』の冒頭でのセカンドインパクトのシーンなど)は、様々な場所から音声が別々に聞こえるので、かなり明瞭に聞き取ることができた点でしょうか。家で観るときはステレオや5.1chもどきで観賞しますが、それとはセリフの分離がまったく違って聞こえるためにそれぞれの音声がハッキリと聞き取れました。同時に喋るので完全に理解できるわけではありませんが、何を言っているのかがわかるのはとても気持ち良かったです。

これは『まごころを、君に』で人類補完計画が発動してシンジの心象描写になるところでも顕著で、終盤はかなり色々なところから重なったセリフがあるのですが、これらもかなり聞くことができて、より作品に集中することができました。

映像については大画面で観たおかげで今回(たぶん)初めて気づいたのですが、エヴァ量産機が最初に地上に降りてくるシーンで、さきの弐号機復活によって壊滅した戦自の隊員が逃げようとしたところをエヴァ量産機に踏みつぶされていることに今更ながらに気づきました。何回も観ているシーンなんですが、何年も経ってから気づくとはちょっと衝撃的でした。

あと、『シト新生』は97年3月の最初のものがかなり頭に残っているためか、再編集版である今回の『シト新生』とセリフが異なってる部分があるのに気づくのですが(たとえばケンスケの「(イヤーンな)感じ」というセリフが最後まであるなど)、そういえば前回2014年に観た時も同じところで気づいたなぁと思い、記憶力がいいのか悪いのかどっちなんだろうと、どうでもいいことを考えたりもしました。

もう一つ、新劇場版に慣れてしまったためか、旧エヴァには残虐なシーンやヒロインズの裸・あえぎ声、さらに実写シーンなどがあったのがやたらと気になってしまいました。それが良い・悪いという話しではもちろんないですし、25年以上もエヴァを観ていてじつに今更なんですが、以前はほとんど気にならなかったのに自分でも不思議です。

それはともかく、観賞前は長い上映時間に耐えられるのか不安だったのですが、意外にも色々な気づきがあって時間が経つのが早かったです。終わってみればトータルでは楽しく観ることができました。また、そのうち劇場で観る機会があるかもしれませんが、そのときもきっと観に行きたいと思っております。