庵野展上映会の六日目のレポート。今回は旧劇場版の『Air/まごころを、君に』の上映会でした。
六日目は旧劇場版『Air/まごころを、君に』
【庵野秀明展】の開催を記念して、東京の港区六本木にあるTOHOシネマズで連日開催されている庵野展上映会。その六日目となる本日は、旧エヴァシリーズ完結編で1997年7月に公開された『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』でした。
前日の五日目の様子は以下の記事を参考にしてください。
https://evacollector.com/event-annohideakiten-geki-eva-death-and-rebirth-20211130/
『シト新生』ほどではありませんが、『Air/まごころを、君に』も映画館で上映される機会は『新劇場版』シリーズと比べるとあまりありません。個人的には2015年8月にBlu-ray BOXの発売記念で上映されたのが最後だったかと思います。
https://evacollector.com/event-tohocinemas-shinjuku-bluray-all-night-2/
また、それ以前には2014年12月30日に新宿ミラノ座が閉館するときのイベントでも劇場上映されております。
https://evacollector.com/tokyu-milano-last-eva-141230/
いずれにしても映画館で鑑賞するのは数年ぶりでしたので、これまでのTVアニメシリーズ・シト新生という流れからも少しワクワクして観に行きました。
到着は18時30分ごろ。もうここに通うのもお馴染みになったので迷うことはありませんが、急激に寒くなってきたので体調管理に気を遣います。劇場内はそれほど人もなく、チケット購入もスムーズでした。
チケット販売は、前日の『シト新生』に引き続き販売開始時にはすでに完売しており、当日買うことはできません。最新作に並んで1997年の作品だけが完売というのもなかなか壮観です。
座席は今回プレミアムなシートを購入。長時間の鑑賞もそれなりに快適でした。
年齢層は20代~40代くらいがもっとも多かったでしょうか。男性が少し多い程度で女性もかなりの方がいらっしゃいました。ほかのイベント上映にも何度か参加しておりますが、この六本木ほど女性が多いと感じることはないので、ちょっと驚きです。また、前日に続いて高校生らしきお客さんがちらほらいて、エヴァのファン層の広がりを感じました。
作品としては旧エヴァシリーズの完結編ということで、実に壮大な物語が描かれます。ただ、主人公のシンジが活躍することはほぼ皆無ですので、その点は(アスカの扱いもあって)不完全燃焼でしょうか。
すでに作品上映から24年も経過していることもあって落ち着いて鑑賞できますが、初見のときは軽いパニック状態でしばらくほかのことが手につかないような内容です。新劇場版から入ってこれを初めて観るファンはどんな感想になるのか気になります。
また、『シン・エヴァ』を観たあとだと、同じような演出がなされていることにも気が付きます。改めて『シン・エヴァ』がこれまでのエヴァシリーズの集大成だったんだなと感じました。アスカとシンジのラストシーンも『シン・エヴァ』を思い起こしながら観ていて、もし同時に観ていたらもっと衝撃があったのかななどと妄想しながら鑑賞してました。
この後は新劇場版シリーズの上映もありますから、そのときどんな感想を持つのか今から楽しみです。
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