カードダスマスターズの中でもレア度が高めな、アスカの抽プレ箔押しカード2種類を紹介。
グッズ概要
バンダイから発売されたカードダスマスターズ(CDM)シリーズ第参集(第3弾)でのキャンペーン抽選プレゼントのカード。1998年11月に発売されたエヴァンゲリオンのCDMシリーズ第3弾では、前2シリーズと同様、特製カードが当たるキャンペーンがありました。
第参集ではアスカと伊吹マヤ&洞木ヒカリペアの2種類の抽プレカードがあり、さらに通常箔バージョンと背景の異なる特別箔バージョンがそれぞれにありました。この記事ではそのうち、アスカの通常箔と特別箔を紹介しております。
プレゼントキャンペーンの申し込み期間は以下のように第1回~4回までありました。
- 1998年11月~12月31日
- 1999年1月1日~1月31日
- 2月1日~2月28日
- 3月1日~3月31日
このうち最初の第1回目のみ特別箔バージョンでのプレゼントで、以降は通常箔バージョンのプレゼントでした。特別箔の当選人数は500名、通常箔の当選人数は1,500名でした(1週500名ずつの当選)。
イラスト・デザイン
カードは制服姿のアスカで、左側には名前が入ったデザイン。背景以外の違いはありません。
カードイラストは貞本義行氏によるものでした。
こちらは通常箔バージョン。写真ではわかりませんが、背景はシルバーです。
こちらは特別箔バージョン。通常箔よりもさらに複雑な光り方をしております。
写真ではちょっとわからにくい箔違いですが、通常版は平面的なシルバー、特別箔は光の加減でキラキラして見える模様が入っております。
左側にはアスカの名前がフルネームで入っております。
こちらは裏面。こちらは特別箔も通常箔も同じです。
右上にはイラストを担当した貞本義行氏の名前や、非売品であることなどが書かれております。
感想
カードダスマスターズシリーズの抽選プレゼントは第1弾と第2弾が同じイラスト(レイとカヲル)でしたが、第3弾ではアスカ(とマヤ&ヒカリ)に変更となりました。
レイとカヲルの抽プレカードはエヴァンゲリオンのブームが絶頂期だったことと、カードダスマスターズ自体の人気も過熱していたため、当時は恐ろしい価格で取引されておりました。
が、こちらのアスカはCDM第3弾の発売自体がエヴァブームが去ったあとの1998年末ということもあり、そこまで争奪戦だったという印象はありません(実際、5版・4版まで出た第1弾と第2弾と違い、第3弾のCDMは初版と再版くらいしか見たことありません)。もちろん抽プレ・とくに特別箔は当選者が少なかったのでレアではありましたが、通常箔などはわりと出回っていたような気がします(正直、あまり情報を得ていなかったのでこの辺りはあいまいですが。)
しかし、発売から時間が経つにつれ、皮肉なことに少ない出荷量が逆にレア物となり、CDM第3弾は通常箔・特別箔だけでなく、通常のカード(全181種)も第1弾・第2弾の5倍以上の取引額になってしまいます。特に特別箔バージョンは10万円近くの値段がつくこともあり、幻のカードとなってしまいました。レイやカヲルのカードが時間経過とともに価格が落ちていったのとは対照的です。
現在のアスカ通常箔&特別箔のカード価格は一時よりは下がりましたが、それでもレイやカヲルのものより一段階くらい上の取引額となっております。全部で8枚あるCDM抽プレカードの中でも、上位3つに入るのは間違いないレアなカードです。
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