グッズ概要
UCCが『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の公開約1年前である2011年12月より販売したフィギュア付きエヴァ缶。価格は798円。
全国のローソンやエヴァストア、アニメ専門店などで販売されました。
『Q』の最初のエヴァグッズとなったこのエヴァ缶ですが、『Q』公開時には別のエヴァ缶も発売されております。
フィギュア付きのエヴァ缶としては、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』のBlu-ray/DVDの発売記念に続いて第二弾ということになります。
付属のフィギュアを製作するのは第一弾と同様コトブキヤが担当し、元となるイラストも同じく本田雄氏による描き下ろしでした。
ただ第一弾の時のフィギュアはイラストを立体化したものではなく、単にUCC缶を持つキャラクターフィギュアだったのですが、今回はイラストとまったく同じポーズをとったフィギュアが付属しております。
付属のフィギュアは缶のキャップを兼ねた台座に座らせることができます。
デザイン・バリエーション
缶のイラストは全3種類。いずれも本田雄氏による描き下ろし。
レイ・アスカ・マリのイラストですが、全てプラグスーツ姿となっております。
商品パッケージは第一弾の時とほぼ同じです。
パッケージの裏面には、レイ・アスカ・マリの描き下ろしイラストが集合。
続いて缶のデザイン。イラスト横にはキャラの名前があります。
また背景には搭乗するエヴァのNo(0や2)がありますが、マリだけはなにもありません。
『Q』では8号機に乗ったマリですが、このエヴァ缶の発売時点では不明だったためでしょう。
まずはレイ。今回のイラストでは一番好きです。
続いてアスカ。眼帯でも良かった気がします。
最後はマリ。仮設5号機の旧式プラグスーツではありません。
缶の側面。全ての缶の広告欄には、『Q』が2012年秋に公開することが書いてあります。
フィギュアについて
概要で書いたように、イラストと同じポーズを取ったフィギュアが付属しております。
ただ価格が安いためか、全体的に品質が甘いというか雑です。
レイ。イラストでは髪の毛が濃いブルーと薄いブルーになっておりますが、フィギュアでは単にブルーと白に分けているため、頭頂部がまるでハゲているように見えてしまいます。表情の再現度もイマイチ。
こちらはアスカ。個体差だと思いますが、顔に着ずが付いています。
マリ。ハイライトの色が不自然で最初汚れかと思いました。
上半身のデキは悪くないです。メガネの色分けもキッチリできていました。
と、ここまでフィギュアの気になる点ばかり書いてきましたが、オマケとして考えれば十分見れるフィギュアです。
最近は技術の進歩か、造形に関しては明らかに悪いものは少ないと思いますが、塗装に関してはまだまだ難ありなので、その辺りメーカーさんには頑張ってもらいたいです。
感想
エヴァ缶のイラストは描き下ろしが多いのでいつも楽しみなのですが、フィギュア付きはそのデキも楽しみの一つなので一粒で二度おいしいみたいな感じでいつも購入しております。
第一弾・第二弾ともに旧型のプラグスーツでの立体化でしたので、第三弾の時にはぜひ『Q』に登場した新型プラグスーツでお願いしたいところです。