庵野秀明作品の連続上映会。11日目に行ってきましたので、当日の様子などをレポしたいと思います。
実写映画の上映がスタート
東京都港区六本木にあるTOHOシネマズで、2021年11月26日~12月9日まで開催されている庵野秀明作品の連続上映会。十一日目である12月6日は、いよいよ実写映画の上映がスタート。最初に登場したのは興行収入82億と達成した大ヒット作 『シン・ゴジラ』でした。また、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』が8日目(12月3日)に続き、追加上映で登場しております。
前日の様子は以下の記事を参考にしてください。
https://evacollector.com/event-annohideakiten-shin-geki-eva-evangelion3333-shin-eva-20211205/
この日の上映スケジュールは以下の通りでした。
- 16:40~ 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』
- 19:00~ 『シン・ゴジラ』
映画館には16時30分ごろに到着。結構ぎりぎりに到着したのですが、チケット発券所はわりと空いていたので助かりました。
チケットについては『:序』はかなり座席が余っている状態でした。今回のイベントでも一度上映されてますし、本命は『シン・ゴジラ』のほうなのでだいたい予想通りです。
ちなみに、こちらは『:序』の上映終了後、『シン・ゴジラ』の上映直前のチケット販売。完売にはなりませんでしたが、かなりの座席が埋まっておりました。
『:序』のほうは、これまでの上映会の中で一番観客が少なかったと感じました。座席は空席ばかりで、半分どころか1/3くらいしか埋まってなかったと思います。だいたいの人は一回目で観たのでしょう。『シン・ゴジラ』のほうはかなりの人で、多くの人が楽しんでました。自分は変な座席をとってしまったので、首が痛かったです。
『シン・ゴジラ』はBDも持っているので数回観ておりますが、映画館で観るのは初めてでした。テンポ良すぎるくらい早回しで場面が転換していく様は、エヴァというかアニメっぽい演出だなと感じます。
また、実際に巨大な未確認生物が出たときに政府がどんな風に対処するのか、いろいろ検討されながらリアリティを追求して作られたというだけあって臨場感がハンパないです。人類側の焦りや恐怖、とまどいなどが音響の効果もあって、まるで自分が実際にその場にいるような感覚が味わえました。本作では怪獣ものではやられ役である自衛隊が健闘するのも面白いです。
どんどん形態が変わっていくゴジラも、不気味でありながらも魅力的に描かれていて、普段ゴジラシリーズを観ていない自分でも愛着がわきました。ゴジラの光線・通称”内閣総辞職ビーム”は不謹慎ながらも笑ってしまいましたが、圧倒的な存在であるゴジラの強さがよくわかるシーンで大好きです。
また、劇伴も好きな曲が多くて、とくに劇中でかかる「Who will know」がめちゃくちゃ好きです。この曲のためにサントラを買ったくらいですが、ほかの楽曲も全体的に暗い・恐怖心をあおるようなものが多いのですが、作品にマッチしていて甲乙つけがたいくらい好きな曲ばかりです。
役者はそっち方面に疎い自分でも知っているような有名な人たちばかり。さすがに安定した演技なのですが、一部の人たちはちょっとわざとらしすぎて冷めてしまう部分もありました。マンガみたいなキャラ設定の人もいますが現実の人間が演じるにはかなり無理があって、こういうところが自分が邦画を好きになれないところです。
とはいえ、全体的には面白く観れましたので満足しております。今後公開が予定されている『シン・仮面ライダー』や『シン・ウルトラマン』が公開された際には、『シン』特撮三部作としてまた劇場で上映してもらいたいです。
そういえば今回は【庵野秀明展】の紙袋(100円)を持っている人を(今までで一番)見かけました。普段かなり混み合う【庵野秀明展】ですが、平日の月曜日ということで空いているので狙っていた人が多かったのかなと思いました。
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