東京の六本木の映画館で連日開催されている庵野秀明作品の上映会。その八日目に行ってきたので簡単にレポしたいと思います。
八日目は『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』
東京都港区六本木にあるTOHOシネマズで、2021年11月26日~12月9日まで開催されている庵野秀明作品の連続上映会。八日目である12月3日からは、いよいよ『新劇場版』シリーズがスタートしました。
前日の七日目の様子は、以下の記事を参考にしてください。
https://evacollector.com/event-annohideakiten-geki-eva-revival-of-evangelion-20211202/
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』は2007年9月に公開された新しいエヴァンゲリオンシリーズの第一作目で、おもにTVアニメ版の第1話~第6話までを再構築・最新映像で制作されております。公開終了後もイベントなどでたびたび劇場上映しており、直近ですと2020年12月に4D版が上映されております。その時の様子は以下の記事を参考にしてください。
https://evacollector.com/event-evangelion1-4d-20201204/
また、劇場だけでなくTVの地上波でもたびたび放送されておりますので、近年のエヴァ作品の中では一番触れた人が多い作品なのかなと思います。
そういった状況ではありますが今回は前日まで7日間連続で旧シリーズのエヴァを観続けてきた状況だったので、新劇場版の上映はかなり楽しみにしておりました。
今回は平日なので19時からの上映。ということで、劇場へは18時20分ごろに到着しました。他作品が上映していることもあるので一概には言えないのですが、劇場内はここ最近では一番人が少なく感じました。
チケットは上映直前でもまだ残っている状況。ここ数日の旧劇場版の上映では完売が当たり前だったのですが、序は劇場のみならずTVでもたびたび放送されているので、観に来る人が少なかったのかもしれません。
本日3日のプログラムは
19:00~ #ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(EVANGELION:1.11)TOHOシネマズ六本木ヒルズ🎬
にて✅チケット販売中👉https://t.co/uh8q6njDqo
— エヴァンゲリオン公式 (@evangelion_co) December 3, 2021
そのぶん座席は選びやすかったのですが、今回はあえて端に寄ったほうの席にしました。人が少ないほうが気兼ねなくみれますし、正面ではないほうが画面の端々に目がいくかなと思った次第です。
観に来ているファン層は若い方が多い気がしましたが、今回は座席が余るくらいでしたのでわりとガチのファンと思しき方々が多かったと思います。【庵野秀明展】の帰りらしい方もいらっしゃいましたね。
内容的には今回の上映会で連日、旧シリーズを観ているためか映像の進化に素直に驚きました。基本的にTVアニメと同じことをやっているのですが、たんに画が綺麗になっているだけでなく、CGなど表現方法が大幅に増えたことで制作陣が観客に魅せたいと思っている事が表現されていると感じました。
特に第6の使徒(ラミエル)戦は圧巻で、TVアニメ版ではあっさりしていたヤシマ作戦時の電力描写は大規模かつ緻密な描写になっており、リアリティとアニメーションのバランスが素晴らしかったです。『:序』ですら公開から14年経過しておりますが、それをまったく感じさせないくらい今見ても完成度の高い映像を楽しめました。
上映時間は新劇場版シリーズの中でも短いほうですが一つの物語としてうまくまとまっており、まさにエヴァ入門編にふさわしい出来ではないでしょうか。後日、追加上映もありますから、【庵野秀明展】などでエヴァに興味を持った人が観に来てくれれば新しいエヴァファンができるのではと思いました。
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