グッズ概要
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の公開前後にあたる2012年7月~2013年1月まで、全国の書店やアニメグッズ取扱店・エヴァとのコラボキャンペーンを行った企業施設などで配布されたエヴァのフリーペーパー情報紙「IMA-EVA」。サイズはB5。
ヱヴァンゲリヲンの「今」を知るというコンセプトの元、数多く展開された企業とのコラボ情報やグッズ各種の紹介、またアニメ評論家の氷川竜介氏のコラムや当時公開直前だった『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の上映劇場からのメッセージなど、充実したエヴァ情報を掲載した情報紙として全3号が発行されました。
かなりの発行部数があったようで、それほど大きくない地方の書店でも積み上げられていたのを目にしたほどです。
なお同様のフリーペーパーは、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』の時にも「EVA-EXTRA」として刊行されております。
IMA-EVA 第1号
表紙は『破』の次回予告で登場した眼帯のアスカ。
全24Pでオールカラーでした。
配布スタートは2012年7月28日。『Q』公開前ということで、『Q』本編のカットは一切無く、『序』・『破』の場面カットが見開きでありました。
また、全国の『Q』公開劇場や2012年夏に行われたコラボキャンペーンの情報が掲載されております。
汐留や東京ドーム、岡山県や兵庫県でのイベント等、こうしてみると日本各地でエヴァに関連したキャンペーンが大々的に展開されていたのがわかります。
こちらはローソンでのエヴァキャンペーングッズ。数が多かったので参考になりました。
IMA-EVA 第2号
表紙は『Q』本編でピアノを弾くカヲル。配布開始は『Q』公開直前の11月8日。
全32Pのオールカラーでした。
内容は『序』・『破』のTV放送の予定日や、コラボキャンペーンの情報など。
注目は氷川竜介氏によるコラム。
エヴァが社会現象と呼ばれた95年当時から現在まで変わらぬ「インパクト」を世間に与え続けていることや、エヴァのパッケージ化の歴史、さらには現在でも古びないエヴァを代表する「極太明朝体」やレイ・アスカなどのデザインセンスについて言及しており、中々読み応えがあります。
また個人的にお気に入りなのは『Q』上映劇場からのメッセージ。
短文ですが全国にある公開劇場からのメッセージをこれだけ多く見たことはなかったので新鮮でした。
ぜひ、『シン・エヴァンゲリオン』でもやってもらいたいです。
IMA-EVA 第3号
表紙はアヤナミレイ(仮称)。2,013年1月18日より配布されました。
全ページオールカラーなのは前2号と変わりませんが、ページ数が8ページと極端に薄くなっております。
見開きには『Q』本編のカットが多数。
他にはモデルの山本美月さんのインタビューや、コラボキャンペーン情報など。
公開から時間が経っていることもあってか、さすがに情報量が少なくなっています。
第2号が良かったので期待していたのですが、正直読み物としてはほとんど価値は無いと思います。
こちらは劇場販売グッズなど。これだけは参考になりました。
感想
配布場所が多かったこともあり、『Q』公開前後での宣伝としては結構効果的だったのではないでしょうか。
エヴァファンである自分にとっては、多数のコラボキャンペーンなどの情報整理には重宝しました。
また上でも触れているように第2号などは読み物としても楽しめましたので、個人的には無料なのが少々申し訳ないくらいの良いデキだと思います。
ただ肝心の『Q』の情報は全3号通じてほとんどありませんので、そういったものを期待された方にとっては肩すかしだったとも思います。
それでも厳しい情報統制の新劇場版シリーズでは貴重な情報源でしたので、ぜひ完結編である『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』でも続けて刊行していただきたいと思います。
[amazonjs asin=”B00SYD9OE8″ locale=”JP” title=”【Amazon.co.jp限定】新世紀エヴァンゲリオン NEON GENESIS EVANGELION Blu-ray BOX (オリジナル特典付)”]
[amazonjs asin=”B00BHO70L0″ locale=”JP” title=”ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q EVANGELION:3.33 YOU CAN (NOT) REDO.(初回限定版)(オリジナル・サウンドトラック付き) Blu-ray”]
参考HP
- 7月28日、フリーマガジン「IMA-EVA」を配布!(エヴァンゲリオン公式HP)
- 11月9日、フリーマガジン「IMA-EVA 02号」を配布!(エヴァンゲリオン公式HP)
- 1月18日、フリーマガジン「IMA-EVA 03号」を配布!(エヴァンゲリオン公式HP)