エヴァンゲリオンに関わる数多くのクリエイターの描き下ろしイラストが楽しめる豪華なカレンダーの紹介。
グッズ概要
スタジオカラーが製作した2014年と2015年のカレンダー。
カレンダーに使用されるイラストはすべて描き下ろしとなっております。カラースタッフのみならず、新劇場版の製作に参加した様々なクリエイター達がイラストを描いています。
サイズは広げて飾るとA3サイズなので、カレンダーとしては若干小さめです。
イラスト枚数は2014年・2015年ともに、14枚ずつあります。また日付部分とイラスト部分はそれぞれ独立しており、好きな組み合わせで飾ることが出来ます。
参加クリエイター
カレンダーの各イラストを描いたクリエイターは以下のとおりです。
- 鶴巻和哉
- 本田雄
- 山下いくと
- 安野モヨコ
- 西尾鉄也
- 摩砂雪
- 前田真宏
- 樋口真嗣
- 林明美
- 平松禎史
- 沖浦啓之
- 亀田祥倫
- 増尾昭一
- 松原秀典
- 吉崎響 x 鈴木陽太
- 岩里昌則
- 今石洋之
- すしお
- 本間晃
- 高倉武史
- 串田達也
- 中村章子
- コヤマシゲト
- 伊藤秀次
- 柴田由香
- 加藤浩
- 市古斉史
- 松井祐亮
梱包について
こちらは、届いた時の梱包状態。
佐川急便の袋に入れられて送られたせいか、箱の一部が折れています。
下には参加クリエイターの名前があります。
こちらが開けたところ、開けてすぐの時にはインクのにおいが鼻につきます。
カレンダーの仕様について
カレンダー表紙にはスタジオカラーのロゴが入っており、表紙のデザインは2014・2015年とも同じです。
こちらがイラスト部、ちなみにこのイラストは今石洋之監督が描いています。
イラスト部分をめくると、そのイラストを描いた人の略歴が載っています。
また、このカレンダーの特徴として、日付とイラストが別々になっているため、組み合わせを自由に変えられます。
壁に飾るとこんな感じです。カレンダー自体は小さ目なので、例えば机の脇などスペースのとれないようなところへ飾るとちょうど良さそうです。
イラストの紹介
イラストは1年14枚あり、すでに公式HPなどで紹介されておりますが、ここでも少し紹介します。
・中村章子氏。
「クレヨンしんちゃん」などで原画、「君に届け」では絵コンテや演出として活躍。
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』では原画、最近では「キルラキル」の演出をされています。
・岩里昌則氏。
CGIアニメーターとして『宇宙戦艦ヤマト復活編』や『APPLESEED ⅩⅢ』として参加。
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』でもCGIアニメーターとして活躍。最近では実写映画「ガッチャマン」にも参加されているそうです。
・樋口真嗣氏。
実写映画『のぼうの城』では犬童一心氏と共同監督を務め、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズでは作画コンテやイメージボードで参加されています。
また『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』と同時公開だった『巨神兵東京に現る』では監督、最近では東宝で2015年公開の実写版『進撃の巨人』で監督を務めることが発表され話題になっています。
・串田達也氏。
アニメーション美術監督、『冥王計画ゼオライマー』や『トップをねらえ』に参加され、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズでも美術監督として参加されています。
『Q』の続きでシンジ・アスカが周りを見る中、一人レイだけが足下の猫を見ているようなイラストが、個人的に今回のイラストの中で最も気に入っています。
・今石洋之氏。
『新世紀エヴァンゲリオン』でアニメーターデビューした今石氏は、『彼氏彼女の事情』や『フリクリ』で作画監督や絵コンテを担当、『天元突破グレンラガン』では初のTVシリーズの監督をしています。
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』では原画として参加、最近では現在TVで放送中の『キルラキル』で監督を活躍されております。
・鶴巻和哉氏。
『ふしぎの海のナディア』や『トップをねらえ』で原画や監督を担当し、『新世紀エヴァンゲリオン』や『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズでも監督などで活躍されています。また『這いよれ!ニャル子さんW』の第5話EDの絵コンテ・演出に参加するなど、エヴァ以外のところでも活躍されております。
・柴田由香氏。
『まほろまてぃっく』で原画デビューされ、『トップをねら2』では原画・作画監督として活躍。2013年の劇場作品『魔女っこ姉妹のヨヨとネネ』では総作画監督を担当されています。
・加藤浩氏。
『覇王大系リューナイト』で美術監督、『スレイヤーズ』シリーズでも美術設定を提供。
『新世紀エヴァンゲリオン』や旧劇場版、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズでは美術監督を担当していました。最近では『翠星のガルガンティア』で美術にも参加されているそうです。
・松原秀典氏。
『サクラ大戦』シリーズのキャラクターデザインや作画監督として有名ですが、エヴァンゲリオンでも作画監督として活躍されています。また、多数のエヴァグッズやイベントイラストも担当されております。
まだまだイラストありますが、この辺で。
イラスト枚数も多いので、カレンダーとして飽きずに飾れると思います。
感想
エヴァのカレンダーは1996年頃から販売されておりますが、普段販売されているカレンダーは一般的な剥がすタイプのものですので、こうした凝ったカレンダーは珍しいです。
また、イラストと日付の組み合わせを自由に変えることができる点も嬉しいです。非常に多くのイラストが収録されておりますから、それらを最大限楽しめる作りになっているのは非常にありがたいです。
参考HP
- カラーカレンダー2014/2015、ただ今印刷中~!(エヴァストア公式HP)
- 【新商品:「カラーカレンダー2014/2015」原宿ストアでの販売は12月5日(木)!】(エヴァストア公式ブログ)
- 12月20日の金曜ロードSHOW!は「おおかみこどもの雨と雪」をノーカット初放送! (エヴァ緊急ニュース様)