経済雑誌「販促会議」にエヴァンゲリオンとコラボしたメーカーの特集が組まれておりましたので買ってきました。
販促会議 2014年2月号
アニメなどの既存のキャラクターを使って自社の商品などをPRする「キャラクタータイアップ」についての特集記事の中で、エヴァンゲリオンが紹介されています。
記事では松屋銀座での「エヴァンゲリオン展」を紹介。
「エヴァ展」は松屋銀座の通常の客層とは異なる層を取り込むことを主な目的としていたそうで、例えば店舗全体を万遍なく周ってもらうために地下1階から8階までを使ったスタンプラリーや、リピーターになってもらうため5,000枚限定でエヴァデザインのポイントカードを発行したことが書かれています。
また、こうしたことを実現するため、店舗側ではイベント担当部署以外から横断的に人を集めたそうで、その中にはエヴァのファンもいたとのこと。「エヴァ展」開催期間中は松屋銀座の外壁がエヴァ初号機のカラーでライトアップされましたが、このアイディアもエヴァファンのスタッフから出たようです。
結果的にイベントは大成功。
開催期間20日でのべ15万人が来場し、同店の催事史上2~3位の入場者数だったようです。
来場者層も10代~70代までと幅広い客層が来店し、店舗全体の入店者数は前年対比12%増、銀座店全体の売上げも9%も伸びたということです。
ちなみに同特集では他のキャラクタータイアップとして、茨城県大洗町の『ガールズ&パンツァー』や、西武鉄道の『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』とのタイアップキャンペーン、ファミリーマートと『初音ミク』・漫画『島耕作』シリーズと企業のタイアップなどを紹介しております。
感想
普段イベントなどに参加することはあっても、その狙いや過程は知ることはありません。そうした舞台裏の紹介記事でしたので、非常に興味深く読ませていただきました。
また、エヴァに限らずここ最近注目されているアニメやマンガと企業とのタイアップ企画の代表例も載っていて読み応えがありました。