エヴァグッズ No.2043 デアゴスティーニ 週刊「エヴァ初号機をつくる」第01号

デアゴスティーニの週刊「エヴァンゲリオン初号機をつくる」の創刊号となる第01号の紹介。

目次

グッズ概要

2023年8月22日に発売されたデアゴスティーニの週刊「エヴァンゲリオン初号機をつくる」の第01号。価格は創刊号のみの特別価格490円(通常価格は1,999円)。

デアゴスティーニのエヴァ関連書籍は「エヴァンゲリオン・クロニクル」として2006年(この時のみソニー・マガジンズ発行)に全30巻、2010年に「エヴァンゲリオン・クロニクル新訂版」として全50号、2015年に「エヴァンゲリオン・クロニクル20周年記念版」が全60号の刊行予定でしたが第5号までで休刊となっておりました。そして今回は20周年記念版以来の8年ぶりとなるデアゴスティーニからのエヴァ関連書籍の出版となります。

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しかし、これまでの分冊百科形式とは違い、エヴァンゲリオン初号機をつくるをテーマに全100号刊行予定、各号には全長555㎜となる1/144のエヴァ初号機の各パーツが付属するという、これまでにないスケールとなっております。

また、第1号発売(2023年8月22日)時点では試験販売として宮城県・栃木県のみでの発売となっており、定期購読などの通販も(発送先が)これらのエリアに限定されているため、直接書店で購入する以外には入手不可となっております。通販ではヨドバシカメラやセブンネットなど一部で今後の各号が取扱い予定のようですが(書籍の予約ページがある)、第1号発売時点ではできないことになっており、どのタイミングで全国販売になるのか、それともこのまま地域限定となるかなどは不明です。

イラスト・デザイン

ここからは本書の内容を紹介します。

本書の構成としては描き下ろしイラスト、新劇場版の場面紹介、設定イラスト、コラボなどの紹介、付属パーツの組み立て説明書などの書籍部分と、各号で付録となるパーツが入ったボックスとなっております。

まずは表紙。原寸大のエヴァンゲリオン初号機と各部パーツの紹介となっております。

週刊「エヴァンゲリオン初号機をつくる」第01号 表紙
週刊「エヴァンゲリオン初号機をつくる」第01号 表紙

背表紙はパーツを収納しているため厚みがあります。書籍タイトルと各号ナンバリングがあります。

付属パーツがあるため厚みのあるボックス付き

1/144スケール原寸大となるエヴァ初号機の正面アップ。

エヴァ初号機の正面図

書籍部分を開くと折りたたみポスターとなっており、実際のサイズである555mmのエヴァ初号機が確認できます。

エヴァ初号機の原寸大となる折りたたみポスター

エヴァ初号機は台座となる拘束ゲイジにロンギヌスの槍などの武装がすべて収納可能だそうです。

エヴァ初号機と武装すべてを飾れる台座の紹介

組み上げていく予定のエヴァ初号機の3Dデータや実物などの詳しい解説が載っております。

3D図面と実際の造形紹介

脚部は可動範囲がある程度わかるようなデータが出ております。また、アンビリカルケーブルは軟質樹脂製で折り曲げ自由とのこと。

足の可動範囲などの紹介。

個人的に驚いたエントリープラグギミックはなんと電動。過去のエヴァ立体物でここが電動だったのはちょっと記憶にありません。

エントリープラグは電動ギミック

コア部分は発光ギミック。また、エントリープラグや発光ギミックは専用リモコンにより操作可能とのこと。

初号機のコア発光ギミック

第1号に付属しているパーツ。今回はエヴァ初号機のツノ部分とプログレッシブナイフ、それからロンギヌスの槍の一部が付属しております。

第1号のパーツは頭部の一部とプログレッシブナイフ

なお、ガイウスの槍は読者全員プレゼントとして用意されておりますので、書籍に付属するのではなく単独での登場となるかと思います。

読者全員プレゼントとなるガイウスの槍

今回のエヴァ初号機制作を担当したバンダイの坂埜竜氏のインタビュー記事。元になった本田雄氏によるイラストを選んだ理由やギミック類などこだわりポイントに回答されております。

今回のエヴァ初号機を担当した坂埜竜氏のインタビュー
今回のエヴァ初号機を担当した坂埜竜氏のインタビュー

立体物以外では設定や作品、さまざまなコラボなどエヴァ関連データの紹介となっております。こちらは設定資料ギャラリーとしてシンジとミサトのイラスト。

設定資料はシンジ・ミサトと垂直離着陸対地攻撃機YAGR-3Bの紹介

本書用に描き下ろされたイラストには、ヤシマ作戦終了後にレイにかけよるシンジとエヴァ初号機が描かれております。全身イラストはぜひ書籍で確認してください。毎号異なった描き下ろしイラストが登場とのこと。

描き下ろしイラストのエヴァ初号機。

エヴァミュージアムとしてコラボなどの情報紹介ページがあります。今号では500 TYPE EVAの紹介。

エヴァミュージアムはエヴァ新幹線こと500 TYPE EVAの紹介

今後の刊行予定日と内容。少なくとも5号までの情報が載っております。

今後の刊行予定表

その他、エヴァ:序の場面シーンの紹介、エヴァのTVシリーズから完結までの年表、作品の解説などが短いページにまとめられており、これらは毎号紹介される予定となっております。

感想

久々に登場となるデアゴスティーニの分冊百科は、まさかのエヴァ初号機をつくろうで驚きました。しかも555mmのビッグスケールとなるエヴァ初号機にはエントリープラグの電動ギミックなどや豊富な武装などが付く予定となっており、製作の意気込みを感じます。

ただ、全100号は過去のエヴァ書籍ではなかった巻数であり、単純に2年以上かかる計算となります。また、金額も各号約2,000円ですから単純計算で20万円。これだけの金額をこの初号機(と書籍部分)に出せるのかといわれると正直微妙と言わざるを得ません。私はコレクターなので購入できればと思っていますが、地域限定となっていることと合わせて完走できるかまったくわからないです(買いに行くだけで数万飛びます(´;ω;`))。せめて全国展開してくれるか定期購読させてくれればハードルも下がるのにと思っています。

前回2015年に発売された20周年記念版は同じく地域限定でしたが、わずか5号で休刊してしまいました。正直アレは刊行ペースといい内容といいかなり手抜きだと思っていたので仕方ないと思いますが、今回はコンセプトがまったく違いますし、メインとなるエヴァ初号機の立体物にかなり気合と意気込みを感じるのでこれは最後までいけそうな気がします。その場合は地域限定のまま100号いくとは思えませんので、続くなら全国販売になる可能性は高そうです。いずれにしても今後の刊行については期待しております。

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この記事を書いた人

大好きなアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』関連のグッズを、25年以上集めております。ブログでは、これまで集めたエヴァグッズを紹介しております。

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