サッカーJリーグの試合が行われた会場で限定販売されたテレカの宣伝用チラシ。
グッズ概要
国立競技場で行われたJリーグ公式戦で限定販売されたエヴァンゲリオンテレカの発売告知チラシ。配布場所は不明。
1997年9月24日に国立競技場で行われた横浜フリューゲルス対ヴェルディ川崎の試合で、エヴァンゲリオンの描き下ろし限定テレカが1万枚限定で発売されました。
この少し前の5月10日にも、国立競技場で行われた横浜フリューゲルス対柏レイソルの試合でもポスターとテレカが配布されており、この時は2回目のサッカーとエヴァのコラボイベントでした。
なお、販売された限定テレカは3時間で完売したとのことです(角川書店1997年12月発行「新世紀エヴァンゲリオン オールグッズカタログ」より)。
イラスト・デザイン
チラシには試合開催日やテレカが2種類であること・数量限定であることや、料金などの情報が入っております。しかし、描き下ろしとなったテレカのイラストはここには掲載されておりません。
チラシ上部。販売されるテレカが新作イラストであること(鶴巻和哉氏と鈴木俊二氏のイラストでした)や、1万枚限定であること、さらに以前開催されたときに配布されたテレカが当たるダブルチャンスがあることなどが記載されております。
試合は横浜フリューゲルスとヴェルディ川崎でした。
背景にはレイとリツコ、ゲンドウのイラストが入っているのがわかります。
元になったイラストがこちら。この右下のあたりが背景に使われておりました。
下部には試合のチケット料金など。自由席なら思ったよりも安いと当時感じました。
感想
この翌年にマリノスに吸収されてしまった横浜フリューゲルス。サッカーにあまり興味のない自分は毎年のように増え続けるチーム名をとても覚えておりませんが、このエヴァコラボがあったおかげでフリューゲルスの名前は未だに憶えております。
現在は野球・サッカーともコラボしているエヴァですが、当時はサッカーとのコラボはかなり珍しかったですし、さらに描き下ろしイラストを使ったテレカ販売は結構衝撃的でした。ちょうど旧エヴァの完結した年でしたので、ブームに乗ってこうしたコラボが実現したのかなと思います(それでも試合会場で限定販売するのは今考えても珍しいですが)。
販売されたテレカは現在でも未使用のままオークションサイトなどに登場することも多いですが、枚数が多かったためか価格的には定価かそれ以下で取引されているようで、現在でも入手は容易です。
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